2017年05月29日

直通信609

 日中は暑くなりましたが湿気が少ない為ベトベトしないので過ごし易い。

 そんな中、愛棋家の訪問あり、M氏とI氏は印籠型の駒箱製作途中からご覧に成ってまして、拭き漆も終わり、完成した旨連絡しました。
 工房では木取りの時からの説明など、しばしの談合してから、それぞれお気に入りの作品をお求めに成られました。
 先にご依頼が有りましたK氏と、今日ご来訪の2氏も桐の台指しを所望で、桐箱届き次第サインと落款をしてからお手元にお渡しいたします。
 ありがとうございました。
 右手が不自由なためどうなりますか心配です。

 M愛棋家は駒箱に紐加工もされているすご者で、組み立ては当方が行なう事にしております。

 5/31日には、拭き漆をしている印籠駒箱の第三グループ完成しています。

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▲印籠型駒箱(縮み杢)販売済み




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▲印籠型駒箱(縮み杢)販売済み



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▲印籠型駒箱(縮み杢)販売済み



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▲印籠型駒箱(縮み杢)未販売 手前がB 奥の右がD 奥の左がE


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2017年05月27日

直通信608

 昨年御蔵島の元I職員から桑材が有るからどうですかと連絡が有りました。
  二つ返事でOKしたところ、実に面白い素材が届きました。
 乾燥も十分なので駒箱を造る事にしました。それを精魂込めた作品を制作して、末永く愛棋家に所蔵され後世に残る様な作品にしたいと思うように成りました。
 完成が遅れていましたが(今は拭き漆を行うには季節も良く)ここに来てヤット完成しました。


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▲印籠型駒箱(完成した紅葉の縮み杢)K氏が購入されました。横に置いた駒が箱に写る(駒箱は鏡面仕上げに成っている)




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▲島桑の原木、木目が扇型に曲がっている為、直線の木取りでは旨くいきません、それで厚さ60mmと厚い為小さく切ってからスライスしました。同じ様な杢が出て、有る物は10枚とも同じ模様になる。


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▲西日本の愛棋家K氏には島桑の四本脚駒台と駒箱を製作しました。(島桑根杢)駒箱は二個購入



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▲つづいてK氏は一本脚駒台と駒箱も製作されました。(紅葉の縮み杢)駒箱は二個購入





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2017年05月20日

直通信607

 今日も快晴、気温も上がりましたがまだ清清しい。

前回の606に書きました。先に完成した第一グループの内一個に不具合があった旨に少し触れましたが。

 今日、新聞記事に次のような文面がありました、「ある陶芸家が語っていた。完璧なものは綺麗です。でも魅力とは別、例えば機械で作った完璧な瀬戸物の器より、ろくろを回して焼き上げた手作りの器に、人は魅力を感じる」。「作品に魂が宿ると、色や形のずれさえ魅力に変わるのです」と・・・・

 以前駒箱を作り始めた頃、漫画家のN氏に言われた言葉が思い出されました、作者から見るとこの傷が無ければ云々、N氏には作者の思いが解かると言いながら、駒箱などを購入して頂きました。N氏に感謝です。

 工房では印籠型駒箱の磨きと拭き漆の日々がつづく、

5/21 第一グループの一個不具合の修正が解消し、拭き漆も三回目少し艶が出てくる。
 今日から第三グループに入る、
 拭き漆の間に磨きを入れますがその材料が欠乏、工芸仲間に相談して譲渡して頂く事になる。


posted by 正直と息子オックン at 15:18| 東京 ☀| Comment(0) | 「直(なお)通信」  -父・奥山正直の将棋駒箱製作日誌- | 更新情報をチェックする

2017年05月19日

直通信606

 今朝の空には少し雲が見えますがほぼ快晴の青空です。

 印籠型駒箱の第二グループの拭き漆の日々「鏡面仕上げ」文字にしますとたったの5文字だけど、こうするには誰にも想像出来ない様な工程が有ります。
 昨日も一日中塗面をペーパー掛けについやしました。今朝も二回目の拭き漆の工程をしたところです。

 これらを5回ほどした所を特殊なワックスで磨きます、拭き漆と磨きを数回行うと塗面が鏡面に近づいてきます。どこで切り上げるかは時の気分が大きく作用します。


5/20 先に完成したはずの一個に不具合を見つかる、よって内箱外箱共にペーパーを掛けを掛け直し再度拭き漆を始めました、仕上がりが気に成ります。



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2017年05月16日

直通信605

 今日は曇り空だけど爽やかな季節になりました。

 印籠型駒箱も第一グループは落款をついて完成です。
 拭き漆もまずまず満足がいく仕上がりになりました。
 隣町に住む年配の工芸家が工房を覗く、盛り上げ台の完成品を見て納得の様子さらには駒箱の拭き漆の仕上がりにも驚きの声。

 午後からは印籠型駒箱の第二グループの拭き漆を行う予定。
posted by 正直と息子オックン at 16:13| 東京 ☀| Comment(0) | 「直(なお)通信」  -父・奥山正直の将棋駒箱製作日誌- | 更新情報をチェックする

2017年05月15日

直通信604

 印籠型駒箱の拭き漆は三ブロックに分けて進めています。
 内箱外箱同時に進めると労力に抵抗があるためです。第一ブロックは完成に近づいて来ました。
 この作業も完成を待っている愛棋家の手元にお届けしたいの一念です。
 漆はチュブに入っている為、小出しにすると漆の無駄が多です。
 
 盛り上げ台の制作依頼者Y氏からも連絡が有りまして、先ほど発送の手配をしたところです、駒研のメンバーと馴染みになり、上達されますことを念じながら発送しました。
posted by 正直と息子オックン at 16:07| 東京 ☁| Comment(0) | 「直(なお)通信」  -父・奥山正直の将棋駒箱製作日誌- | 更新情報をチェックする

2017年05月14日

直通信603

 今日から大相撲五月場所が始まります。稀勢の里はどうか。

 三月に制作依頼が有りました、盛り上げ台が完成しました、依頼者にもメールでお知らせしました。

 印籠型駒箱も磨きの次は拭き漆を続けています。磨いた後も拭き漆です、この時期は気温や湿度も丁度良く漆の乾燥が速くなります。

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▲完成した盛り上げ台 周りは楓材を使う、
  同じ工程なので数個作りました。


posted by 正直と息子オックン at 15:31| 東京 ☁| Comment(0) | 「直(なお)通信」  -父・奥山正直の将棋駒箱製作日誌- | 更新情報をチェックする

2017年05月11日

直通信602

 5/11 今回使用している材料は島桑の縮み杢、これまでは島桑の杢(根杢か筍杢)が多かった、今回初めて気が付いた事、根杢や筍杢は板目に対して、柾目の縮み杢は夏目と冬目の差が多すぎるのです。
 今、拭き漆をしている縮み杢は回数も10回以上になりますが、夏目の部分は漆の吸い込みがひどくて艶が上がって来ません。

 それで一昨日と昨日はペーパー掛けしていました。1箱の内箱と蓋の外側面をペーパー掛けに要する時間が3時間掛かりました。

 右手人差し指に漆をつけて塗ってから布で拭き取りますが、ペーパーを掛ける前はデコボコしているのを感じますが、ペーパー掛けした後はデコボコを感じません。
 この感じ方がペーパー掛けの効果だと思います。先が見えて来たので完成が楽しみです。
 
 作業を文章で説明するのは大変です。完成品をご覧頂いた時に説明させて下さい。
posted by 正直と息子オックン at 21:40| 東京 ☀| Comment(0) | 「直(なお)通信」  -父・奥山正直の将棋駒箱製作日誌- | 更新情報をチェックする

2017年05月09日

直通信601

 5月9日 印籠型駒箱の拭き漆も回を重ねて10数回、ここに来て冬目と夏目で漆の吸い込みの差が出て来て気に成るのでサンドペーパーを掛けています。改めて拭き漆を行うことにします。

 盛り上げ台の本体は、ランバコァーと榀ベニヤを貼り合せているので大手に桑材と楓材を貼っています。
 次は駒をセットする部分と回転の操作盤を取り付ければほぼ完成、紙箱が出来てくれば発送できます。
posted by 正直と息子オックン at 20:42| 東京 ☀| Comment(0) | 「直(なお)通信」  -父・奥山正直の将棋駒箱製作日誌- | 更新情報をチェックする

2017年05月07日

直通信600

大型連休も今日まで、明日からは通常の日々に戻ります。
制作依頼が有りました盛り上げ台もまもなく完成です、

 5/7 印籠型駒箱の拭き漆もだいぶ回を重ねたので艶が出てきました。次は磨きを入れたらまた拭き漆を重ねる事に、完成までまだ暫く掛かります。


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▲一枚の板から制作していますので杢も繋がって綺麗ですが、写真にしますとこんな感じになります。


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▲落款も入れました。



posted by 正直と息子オックン at 11:23| 東京 ☁| Comment(0) | 「直(なお)通信」  -父・奥山正直の将棋駒箱製作日誌- | 更新情報をチェックする