2014年03月29日

直通信 302

 直通信 302
 今朝の天気予報では、陽気がはいっきに初夏を迎えたように成ると言っています。

 九州の愛棋家から制作依頼がありました、駒台駒箱の木地が完成間近に成りました。
 E氏からは、5月の名人戦で使用予定が無くなったので、完成は何時でもと言ってましたが、急遽女流のタイトル戦に使うとの事でした。
 つぎは拭き漆の工程です。先きに木地が出来ていた駒箱と同時に進めます。

20140328 (1)b.JPG
▲駒台が仮の組み立てが済んだところです。天板が見えるように斜めの角度から写す。杢は横につながります。今日は朝からボンドを要所に付けて本組み立てです。

20140328 (2)b.JPG
▲横から写す、バックが狭いので上手く写りません。

20140328 (3)b.JPG
▲やや真横から写す、脚は下が広くなっているのが良く解る。。脚は直線の処で上と下で下が8o広くなっています。
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posted by 正直と息子オックン at 06:05| 東京 ☀| Comment(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2014年03月25日

直通信 301

 直通信 301
 今朝などはスッカリ春の陽気です。
 製作を続けている駒台駒箱の木地加工も間もなく完成します。
昨日は駒台脚のホゾ加工をこれも上手くいきました。天板の裏に幕板の溝加工ですが位置がなかなか難しく今日も続けます。 
20140324 (2)b.JPG
▲天板の裏に脚を差し込んだところ、途中まで入っていますが後は叩き込みます。
 横にある幕板とハカマの長さが違います、幕板は93.5oハカマは101.5o 長さが8o違いますが、全体が組み上がった時に下の方が広がります。脚の幅を平行にすると、目線の錯覚で下の方が狭く見えるので不安定。
 幅を広くしてあると、安定感が有ります。

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posted by 正直と息子オックン at 09:01| 東京 ☀| Comment(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2014年03月22日

直通信 300

 直通信 300
 諺に暑さ寒さも彼岸までとありますが、北海道や東北では季節外れの雪が舞う大荒れ、確かに季節がまわっています。
 先週駒台駒箱製作依頼の愛棋家E氏から連絡がありました、櫓型の駒台の脚の面取りについての要望、柔らかな感じになるような面取りをとの事、老生もそのつもりでいたので良かったです。丁度作業をしていたとろでした。

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▲脚の下の部分にハカマ用の溝を 穴の深さは7o幕板やハカマが脚の芯まで入っているので、将来ハズレルことは無い。

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▲角ノミで穴あけを、材料を治具に嵌めた上、前後左右と上からも挟み固定する。(試しようの天板を桜材で同サイズに作っておいてテストの穴を開ける)、位置はバッチリ

20140322 (4)b.JPG
▲試が上手く行ったので、桑材にホゾ穴を加工したところ。
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posted by 正直と息子オックン at 11:13| 東京 ☀| Comment(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2014年03月19日

直通信 299

 直通信 299
桜花の季節が直ぐそこに、
 3/16日九州の愛棋家K氏からしばらくぶりの連絡がありました。第70期名人戦で使用された棋具の掲載をしたいので了承をえたいと、メールで問合せしていたのを電話でOKですと、I氏には歩のひとりある記の引用をお願いしたところこちらもOKでした。

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▲現在製作中の駒台駒箱がプレッシャーあるので、気分転換に駒木地の制作、本日依頼者に発送しました。
手前が古木の赤柾に近い生地 奥は天地柾チヨット白っぽい

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▲これも気分転換にICカードのカード入れ、ケヤキとメープル材で作りました。


20140319 (1)b.JPG
▲これは櫓型駒台脚に幕板の溝を突いている所、治具にセットして上下にスライドすれば左下の様な溝が出来る。溝の深さや長さをセットするまでが大変です。
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posted by 正直と息子オックン at 17:12| 東京 🌁| Comment(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2014年03月15日

直通信 298

 直通信 298
 谷中で今日から始まった江戸指物展に行ってきました、風がチョット冷たかったがコート無しでも外出できるぐらいな陽気です。展示品としては島桑材が少なく、キハダやタモが多く見られました。いずれこの先島桑は無くなるように思います。

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歩のひとりある記
「島桑」3 より引用


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根杢材の島桑四本脚隅丸駒台。
一般に、老樹(古木)の証とも言われる「黒味」の効いた、大変素晴らしい木味である。

駒台の隅丸造りは好みの個人差もあるが、盤側に対してアタリキズが付きにくく、
実用的だと考える方もおられるようだ。

もっとも隅丸ではなくても、これ程の駒台と釣り合いのとれる盤なら、
ハナっからキズが付くような手荒な扱いはしないものだと思うが(笑)

それにしても、この駒台の天板は少し珍しい木目である。
一体どの部位をどのように木取りすれば、このような木目が表れるのか?

このあたりも、指物師の優れた感性による高等技術と言えるのではないだろうか。

▲この写真は引用です
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▲愛棋家K宅にて盤とセットしたところ



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▲上の写真の棋具が第70期名人戦第6局に使用されている。森内名人が駒を取り出した後駒箱の蓋が裏返しに置かれていたのが残念に思う。


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▲現在製作中の駒台の天板ですが隅丸にしてある、来週中に木地を完成する予定です。拭き漆は先に完成している印籠型駒箱と同時に進めます。

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posted by 正直と息子オックン at 21:16| 東京 ☀| Comment(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2014年03月12日

直通信 297

 直通信 297
 寒さも幾らか和らぎ今日はいい日和です。
 愛棋家からの依頼で製作中の駒台駒箱が、先に印籠型駒箱の木地が完成しました。
 木地の関係で駒箱は二個製作できました、色合いが違わないように拭き漆は駒台と同時に行いますが、写真を撮る前に一工夫してありますので良く写っています。前にも述べましたが、かく角はボーズ面加工でやわらかみを出す。駒台は来週から細かい各部材の加工を始めます。駒箱の木地が出来たのでいくらかプレッシャーが取れています。

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▲島桑網目杢 サイズ106×106×H88o 側面の板は四枚とも同じ杢模様のところを使う(55oの厚い板を製材して4〜5枚取れた)

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▲島桑網目杢 サイズ106×106×H88o(   々    )
posted by 正直と息子オックン at 11:54| 東京 ☁| Comment(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2014年03月09日

直通信 296

 直通信 296
  三月も二週目ですがまだまだ寒い日が続いています。
 
 製作中の棋具 櫓型駒台・印籠型駒箱も強いプレッシャーの中少しづつ形になってきています。

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▲蓋と身を一体で作った後に、下の方四分の一位の処で切断する。ここに黒柿のヒモを付ける。仮にヒモを入れてみました。

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▲箱裏のコウダイにも丸みを付けて柔らか味をだす。コウタイを付けると完成した箱を盤上に置いた時に、盤との間に少し隙間が出来るので見た目落ち着くようにしてある。

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▲身の方に内箱を入れる。内箱の上の方に黒柿をあしらう。黒柿のヒモはもう一度作りなをす。

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▲蓋の方にも黒柿のヒモを付ける、よって黒柿のヒモは蓋と身の両方に付くので、切断した時のノコ刃の厚みをカバーする。蓋と身の側面の杢の模様がつながります。
posted by 正直と息子オックン at 06:18| 東京 ☁| Comment(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2014年03月06日

直通信 295

 直通信 295
 将棋世界四月号をみました。p102駒師石出氏(吉岡由進)の駒に生きるを興味深くみました。

棋具造りを始めて約30年近く経ちます。ヤットまともな作品に成ったのも数年前、その数年前に初期の頃に出会った素材が欲しいと思うようになりました。
 大分の愛棋家K氏や飯島七段に依頼されて制作した櫓型駒台のように自前の素材で製作していた頃は、プレッシャーを感じる事はあまり感じなかった、と言うのももし製作途中で失敗しても変わりの素材が手元に有ったからです。

 最近は特にプレッシャーを感じる事が多くなりました。技術が伴わないからか・・・・
 現在製作中の棋具も相当にプレッシャーを感じています。プレッシャーを克服する気持ちの充実を待って少しずつ次ぎの工程を進めています。

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▲愛棋家からの依頼で製作中の櫓型駒台、天板のボーズ面加工が済んだところ、今回の素材は幅広材だったので杢模様が左右につながっています。駒箱は印籠型で同材からの木取です。木地は今月中に完成できるようにしたいです。
 この印籠型駒箱も角は全面をボーズ面加工としています。角ばった感じは無く柔らか味のある感じになってきました。



posted by 正直と息子オックン at 12:08| 東京 ☁| Comment(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2014年03月01日

直通信 294

 直通信 294

 季節は、三寒四温になったのか、ここ数日は暖かい日がありましたが
今日からまた寒くなりそうです。

 今日は、木村香順師さんのところに出掛けます。


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▲完成した駒木地と、愛棋家から依頼を受けている四本脚の途中経過。実際の脚は八本ですが一本多くありますが予備です。
  次ぎの加工は、天板、幕板などのホゾ穴加工です(この加工が難しい)
posted by 正直と息子オックン at 08:53| 東京 ☁| Comment(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする