2013年04月28日

直通信 227


  春の大型連休が始まりました。
 昨年は孫達と富士五湖方面に出掛けましたが、今年はジット自宅と工房での待機になります。

 ここ数年工房があるマンションにツバメが来るようになりました、
ツバメの繁殖する場所がが少なく成っているそうで、いろいろと条件が揃わないといけないそうです。

 日本野鳥の会から、陶器で出来たきた巣が送られてきて、巣ずくりと子育ての経過を報告して欲しいとの事でしたが、
二個はツバメが作った巣で、新たに陶器の巣が増えましたが、好みが会わないのか新しい方には寄り付きません。

 ここに来て、パソコンの調子が悪く、デジカメからの読み込みが出来なくなりました。
購入して6年位で駄目になるのも、小生には物足りなさを感じます。

 先日、オーションで購入した小生作の駒箱を、拭き漆を施して欲しいと連絡がありました。
 OKと返事したところ、昨日駒箱が届きました。
この駒箱は小生が初期の作で、島桑の根杢で隅丸でした。形状は外寸110o角 板厚が6o 天板の厚みが7oです。
仕上は当初は蝋仕上なので、経年による日焼けが進んでおりました。(特にニス仕上や蝋仕上と木地仕上げは日焼けが進む)

 工程としては、蝋を一度綺麗に剥がす事から始まります。
そこから新たに拭き漆の工程を始める事になります。この工程が済めば見違えるような駒箱に変わります。

 この駒箱には経年による、クルイなどの不具合は見られず、
すこし爪あとが有ったなどの使用感があるのと、内箱の底に駒の出し入れ時のキズがあったぐらいです。

 20数年経過していると思いますが、
壊れて捨てられる事も無く、作者の手元に戻ってきた事が懐かしく、皆様に可愛がられて来た事が嬉しいです。
 
 再生後は、再びの旅立ちをさせます、そして元気で愛棋家の元で可愛がって頂くよう祈る気持ちです。
 
 


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posted by 正直と息子オックン at 13:50| 東京 ☁| 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2013年04月24日

直通信 226

 直通信 226
第71期将棋名人戦始まる。
 森内俊之名人に挑戦は、二期連続の羽生善治三冠、好局が期待されます。

 第1局は4/9.10 ホテル椿山荘東京で始まる。4/10の大盤解説会に参加してきました。それぞれに長考や好手ありで、21:10後手番の森内名人が制して防衛に向けて幸先の良い一勝を挙げる。
 対局に使用された駒は、名人駒 奥野一香作の双歩好でした。

第2局は、4/23.24舞台を静岡県富士市の富士文化会館で行われている。
 駒は、富士駒の会メンバーの富月作錦旗書 盤と駒台は連盟から持参された模様。
 駒台は例の楓の1本脚です。今回も90°向きが違ってセットされています。


▲名人戦の第2局に使用されている楓の1本脚の駒台(向きが45°違う)


▲第2局に使用されている、富月氏作(大澤健夫)の錦旗書


▲一日目封じ手時の森内俊之名人 


▲島桑根杢の駒箱(隅丸)


▲献保梨の駒箱(隅丸) 指物業界では女桑と言われていて杢が良く似ている


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posted by 正直と息子オックン at 09:27| 東京 ☁| Comment(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2013年04月07日

直通信 225

 直通信 225

昨日今日と春の嵐のようで、雨風がすごかったです。

 週刊将棋が1500号と、歳月の経つのが早い事、第5号から購読してきました。
 1984年(昭和59年)第5号が実質の創刊号だそうです。

 1986年(昭和61年)ルポライターの炬口勝弘氏の取材を受けて、
8月6日の本誌に小生の記事が掲載いされています。駒箱を作り始めて5年くらいでした。

 1998年(平成10年)2月18日号に掲載の記事は、ルポライターの湯川博士氏の取材です、
再度掲載されています。
 この時期になりますと制作した駒箱も随分多くなりました。
 
 同年の第60期名人戦第4局には、駒台(楓の一本脚)と駒箱(楓の隅丸)が使用されています。
挑戦者の森内俊之八段が4連勝で、初の名人位を獲得されました。
 当時使用された、楓の駒台・駒箱(隅丸)セットは何処にあるのか解りませんが、ご存知の方はご連絡欲しいです。
 
 4/5日孫の春休みを利用して、4人で東京タワーへ、
展望台からは空は霞んでいて、遠方の丹沢や富士山は望めませんでいた。
都指定の浜離宮公園にもたちよる。次ぎは水上バスに乗船し、普段見られぬ水上からの風景を楽しむ、   隅田川をのぼり越中島で下船し工房まで徒歩で(約15分)帰る。



▲4/5 東京タワー 鉄骨組みが力強い



▲タワーの着工と竣工の銅版  昭和32年着工からから一年半で竣工と(建設当時の逸話は東京タワーのブログに詳しい)



▲浜離宮の菜の花が見頃だった



▲浜離宮内にある復元された建物(何の建物か説明板を撮り忘れた)



▲水上バスから永代橋の向こうに東京スカイツリーが見える



▲銘木梻の材料で平箱の製作中 手前の駒箱は愛棋家S氏の所蔵品を再拭き漆を終えたところ





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posted by 正直と息子オックン at 22:09| 東京 ☁| Comment(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2013年04月03日

直通信 224

直通信 224
昨日からの雨で桜はだいぶ散りました。
 昨日4/2、工房経営のK氏と新木場の材木店へ、材木の在庫の豊富さは新木場一です。
 いろいろな話の後に黒柿の板材を購入する。K氏は銘木材で箸や万年筆の軸部分などを制作している。ボーペンの軸なども制作します。杢を乗せる相手が小さいだけに小さい杢が必要とします。
 購入した黒柿は葡萄杢が程よく入っていて使えそう、小生には幅が足りない為不可。
 
 北陸の愛棋家Sに要望した事、小生の棋具(駒台・駒箱・平箱など)を数多く所持しています、その中から駒箱の単品をお送りいただいて、拭き漆の再工程をさせて欲しいと言って置きました所、駒箱が数点送られてきました。
 かなり初期の作品もあり、当時の技術の未熟さが随所にみられ、制作した当時が偲ばれ懐かしくなりました。
 作品の気に成るところなどを修正し、拭き漆の工程を繰り返す。その結果素晴らしい駒箱に変身しました。
 ・・・現在の技術はこのくらいか・・・


 ▲黒柿葡萄杢の隅丸・タモの印籠型・島桑根杢の隅丸


 ▲黒柿葡萄杢の隅丸 (やや色写りしていて白っぽく見える)


 ▲島桑根杢の隅丸 (やや色写りしていて白っぽく見える)


 ▲タモの縮み杢の印籠型 (厚い板を裂いたので4面とも同じ模様に成っている)(天面が白っぽい)


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posted by 正直と息子オックン at 21:08| 東京 ☁| Comment(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする