2010年12月23日

直通信 112

   宇宙では満月に皆既月食があった、今年も残りが少なくなったが、やり残しが多くあったように思う。

  12/22日(水)大阪から上京中の超古駒マニアと会食を共にしました。
  ご家族と一緒に来ているそうですが、家族はディズニーランドなどの見学に行っているそうで、
別行動し将棋関係の方にお会いしているとの事、明日は駒研の方と会う予定とか。

  再会を祝して乾杯、その後は将棋関係の話題が集中する、
駒・駒箱・駒作家・魏集家達の話、駒には疎い小生ですが駒木地には興味が有ります。
信華作の駒木地は始めて見る物です。他の作品も経年による変化と共に、黄楊本来の輝きが見事に浮き出ていました。
黄楊は経年によってアメ色に成る物と認識していましたが、眼にした駒はまったく別物でした。
 
  京都の寺院改修時に出た、神代杉の材料で作った駒箱と台指には目を奪われました。
  台指は柾目を使用し、駒箱は根杢を使用していて、仕上げは生地仕上げとなっていました。
同じ材料で平箱も作ることが出来たそうです。漆など使わないでカンナ仕上げが実に素晴らしい。

  この年になって、この様な作品を見る事が出来たのも、この道に携わってきたからでしょう。うれしいひと時に感謝をいたします。



にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ
にほんブログ村
posted by 正直と息子オックン at 18:14| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2010年12月21日

直通信 111

将棋竜王戦第5局で使用された棋具の写真が、棋具提供の愛棋家塩井さんから届きましたので、氏の了解のもとブログに掲載しました。

  将棋盤・駒台・駒箱 写真の様子から見ると二日目の対局開始前か




  駒箱の内箱・駒袋・の様子 














にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ
にほんブログ村
posted by 正直と息子オックン at 13:03| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2010年12月15日

直通信 110

直通信 110

  竜王戦第6局、渡辺竜王が勝って竜王位防衛・7連覇達成、
ネット観戦ですが見応えのある熱戦だった。
 今棋戦の棋具について、
今回は連盟所蔵の、盤・駒・駒台が使用されています。
 例によって駒台(楓の玉杢一本脚)の向きが90度違ってセットされていました。
 
 12/15日の午前に、
横浜在住の方が来宅されまして、駒箱を見せてほしいとのこと、
駒は数年前に購入した、良尊作の古水無瀬を所有でした。

 以前にも駒研の展示会で、小生作の島桑角箱買った事がありますので、今回は隅丸が所望とのことでした。
在庫品の中から島桑(根杢)と黒柿(葡萄杢)を見比べた上で黒柿に決まりました。
 この黒柿は今春に制作した作品で、この様な実に素晴らしい、葡萄杢材を手掛けるのは始めての経験です。
 再びの制作は不可能に思える見事な杢でした。


黒柿の駒箱(隅丸)




にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ
にほんブログ村
posted by 正直と息子オックン at 21:40| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2010年12月07日

直通信 109

竜王戦第五局は、渡辺竜王が勝って3勝2敗、竜王防衛にはあと1勝とし。挑戦者は後が無くなり、第6局第7局と連勝すれば永世竜王となる。将棋の町天童まで行っての決着を望みます。
 
 先月下旬、横浜在住の方が島桑材の支給で駒箱の制作依頼がありました。素材の乾燥も十分だったのと、手順の都合が良かったので直ぐに作業に掛かりました。工程中の不備もなく順調に進み昨日完成しました。写真のように外箱六面に杢材を使用し、内箱は柾系板目材を使用。
 作品完成の連絡をしたところ、早速に今日引き取りに来宅頂きました。
  
 印籠形の駒箱の仕上がり具合、箸置きや小硯箱の仕上がり感にも十分にご満足頂けました。
  
 E氏はネットで購入した、黒柿の葡萄杢材で仕上げてある、短冊箱を持参されました。四段重ねに成っていて素晴らしい作品でした。名のある方の指物細工の仕上げに見えます。
 仕上げは、外側は拭きうるし加工、内側は呂色仕上げになっていて、経年による傷等が多く見られます。
 この拭き漆の修復の依頼でしたが、小生には手に負えないと思い辞退することに・・・
  
 同時に持参された、黒柿材で出来た硯箱の様な平箱の修復の話も有りましたが、こちらは現状のままにして、内箱に六段の中仕切りをつくり平箱に加工することに、暫くお待ち頂いて出来たばかりの品をお持ち帰り頂きました。

 実にいい作品を観させて頂いたと思っています。



島桑 印籠形駒箱


  箸置き 黒柿と島桑の積層  箸は御蔵島の土産品

にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ
にほんブログ村
posted by 正直と息子オックン at 20:57| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2010年12月01日

直通信 108

  今日から師走、過ぎ去った11ヶ月、
この間なにをやって何を残したのか、手帳を捲らないと思い出せない自分です。
猛暑の間は何もせずに居た事だけは思い出せます。
 
 先日、島桑の材料支給で駒箱の制作を依頼されました、
手順も良く生地が完成して一回目の漆を塗ったところです。
 と言っても、一つだけ間違いがありました、
箱の外箱の一枚が木目の向きを間違ったことです。
  予備の板がありましたので、大事に到らなかったのでホッとしています。
間違いの原因は、手順よく進んでいたところに電話が入り、作業が中断した事によって、
再開したときに手順確認を怠ったことです。
作品は印籠形にし、外箱は六面全部に杢が入っていて、見栄えが良いです。
 
  竜王戦第五局が始まりました、棋具提供の塩井さんが十分に気を使って居たのですが、
ブログ中継で、開始前の場面がありました。
将棋盤の上に乗っている駒箱の向きが違っていたのが気になりました。
  
セットする関係者は、棋具を大事にしている愛棋家の気持ちを大事にしてほしいと思います。 


にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ
にほんブログ村
posted by 正直と息子オックン at 19:57| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする