2010年11月30日

直通信 107

  直通信 107

竜王戦第5局が石川県で始まります。
 11/30 今夕恒例の、棋具点検が行われました。連盟から持参の盤駒と、石川県在住の塩井氏持参の盤駒の何れにするか、検分の結果塩井氏所蔵の盤駒に決定しましたと、氏より連絡がありました。

 内容は、盤と駒台(黒柿)の一品、駒は良尊作の古水瀬、駒箱は小生作の黒柿の隅丸、何れも氏愛蔵の棋具です。




 
 手元に黒柿の駒箱の写真が有りましたので掲載いたしました。
 

 
 この作品は、黒柿でも稀に見る希少な素材でした、縁あって入手出来た材料から制作を始め、初夏に完成しました。氏には3個をお送りした中から、熟慮の結果2個購入されました。
 
 こうして愛棋家の皆様のお陰で、小生作の駒箱も桧舞台に登場することが出来ます。感謝の気持ちでいっぱいです。  


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posted by 正直と息子オックン at 20:15| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2010年11月25日

直通信 106

将棋竜王戦第4局始まる、
渡辺竜王の2勝1敗での第4局、挑戦者の羽生名人が封じ手、 
明日の二日目でどちらが勝つか。
 
  昨日、黒柿の駒箱(隅丸)購入の方が来宅され、大事に大事に抱き抱える様にして帰路に、
途中門前仲町にて奥様と合流し三人で、小生が行きつけの小料理店でひと時を過ごしました。
  
  11/24(水)横浜在住のE氏ご夫妻が来宅されました、
用件は、@ネットで島桑材を購入したので、この材料で駒箱の制作依頼、
A黒柿と欅の端材で箸置きの制作、B黒柿(木地仕上げ)の小硯箱の拭き漆の依頼、
そのほかにもいくつかありました。
  来宅は、数年ぶりですが体調を少し気にしていました。
 
  11/25(木)午後から市ヶ谷の木村宅を訪問してきました。
今春、神代欅の素材を頂いたので、その材料で印籠形の駒箱を数個制作しました。
 素材頂いたお礼を兼ねて、作品一個をお届けしたところ、
91才のお母様始め、ご家族も良い記念になりましたと、とても喜んで頂くことが出来ました。
 
  現在、島桑の古木で駒箱の制作中です。年内の完成は無理のようです。

 
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posted by 正直と息子オックン at 20:33| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2010年11月22日

直通信 105

   一日中ハッキリしない日です。満月も雲に隠れて見ることは出来ません。
 
  駒作家K氏のブログを観ていた所、実に懐かしい島桑の駒箱が掲載されていました。
蓋の内側には見事な漆字で「龍虎」の文字が描かれています。書を依頼されたI氏の喜びの顔が目に浮かびます。
 
  先日来宅のNさんが今夕再訪問されました。
取り置きの駒箱2点の中から、黒柿の隅丸を選ばれてご購入と成りました。
  黒柿の孔雀杢が全10面に使われていて実に見事な作品です。
  何時までも、大事に使いたいと言っていて、喜んで帰られました。
 
  このように物づくりをしていて思うことは、
この人に使用される為にこの作品が、手元に残っていたと思われて成りません。
  これも、一期一会かなと感じます。
 
  ある方から、駒台の向きについて再三の記載に、あまり拘る事はないのではとありました。
この方の様に、感じ方はある程度自由かもしれません。
  しかし、物造りに関わっている小生、木材には小口で無い限り縦横が必然的に存在する。
あえて拘りたいとの思いはこれからも続きます。
 
  

 
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posted by 正直と息子オックン at 22:01| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2010年11月20日

直通信 104

  師走が近くなりました。
 先月から制作を続けたいた、印籠形駒箱(神代欅)が完成しました。
 最後の仕上げを拭き漆にするか、他の材料にするかと、
いろいろと迷った後、結論として拭き漆に決定、
 結果は思っていた以上の作品に仕上がりました。
 
 11/20(土)午後に来客がありました。
 ここ門前仲町にある、「深川東京モダン館」で
小生の小作品(根付やカードケース)に出会ったとのこと、
作者の工房も近いので訪問してみたくなり、ご夫婦での来宅でした。

 その方は、最近彫り埋め駒を購入したので、
係りの者に何気なく将棋の話をしたところ、将棋関係の作品を作っている、小生の紹介が有ったそうです。
 
 来宅後は、銘木材に興味が有る為か、暫く在庫品を熱心に見比べて居ました。印籠形の島桑、タモ、神代欅、隅丸の島桑、神代欅、などなど、中でも、特に黒柿の隅丸と神代欅の隅丸が気に入った様子でした。
 後日再来宅を約して、この2点の取り置きを依頼されたところです。

工房のすぐ隣に、今春スタジオがオープンしました。
 展示内容は週単位に展示品が変わります。現在は和紙で出来た照明です。なかなか温かみがありいい感じです。
 そのスタジオに先ほどの来客とお伺いしたところ、
カート゜ケースの話になり主催者が即来宅され、カードケースを4枚購入されました。木目が美しいとの事。

 このように、天然の銘木材は一期一会の様に思っています。
 その時しか出会えない物が有ります。
 過去に出会った銘木の数々、あの時の感動が今でも目に浮かぶ、あの様な銘木に再び会うことは叶いません。
 
 ただ今、銘木店に暫く眠ったいた、島桑材を加工中ですが、
ほとんど捨てるところが多く、残った所も板目か柾目ですが、どことなく木味が良いのです。
 
 
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posted by 正直と息子オックン at 17:35| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2010年11月16日

直通信 103

11/14(日)駒研の展示即売会に行ってきました。最近例会に参加することが無かったので、しばらくぶりにお会いした方が多く懐かしく思いました。
 
 第八回「天童将棋駒祭り」のポスター


 
 こちらも、暫くぶりに制作した、印籠形(神代欅)の駒箱です。拭き漆の仕上がりも良く、木地の感じも良く出ています。 







 
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posted by 正直と息子オックン at 13:31| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2010年11月09日

直通信 102

 駒台の向きが・・・・・

  第23期竜王戦第三局の盤駒検分風景のブログを見ています。
それによると盤・駒ともに問題なく決定とあります。
しかし駒台はいつもの連盟の物ですが、
検分の段階では90度向きが違ってセットされています。
明日の朝再セットされる事になりますが、その時は正常にセットされることを望む。
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11/10(水)7:50 第3戦の対局場となる「十勝川温泉第一ホテル」のメールアドレスに、駒台の向きの件を送信しました。結果はどうか・・・
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対局が始まりました、竜王が正座し、駒台。駒箱がセットして有りますが、90度向きが違ったままで、駒台の向きは直りませんでした。


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posted by 正直と息子オックン at 21:38| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする

2010年11月08日

直通信 101

2010,11,8,
直通信 101
今日11/8(月)「第51回全国銘木展示会」に行ってきました。
 会場に入った所の事務所二階に、「なんでも鑑定団」に登場したことのある、島桑材で江戸指物師前田桑明氏が制作しました物が展示してありました。裏には御蔵村産と作者の名が彫られている
 島桑材の約幅が80cm約長さが3.5Mと特大の無垢材です。制作は明治43、その当時の乾燥材、よくぞこんな材料が有ったのかと驚きます。
 
 つぎに、展示会場に行って前回予告した栃材を、撮影しましたので掲載しました。玉杢か縮み杢かほかに杢名が有るのか判りません。珍しい杢で、二枚一組での入札希望だそうです。
 
 ついでに、旧長谷川萬治商店の資料館に行ってきました。(長谷川商店は資料館を某所に寄付して、今は某所が管理している)中でも栃の珍しい葡萄杢材が有りましたので写真を掲載しました。江東区東砂の一角にあります。 機会があれば覗いて見るのもいいね・・・ほかにも今では見られないような素材が山ほどあります。
 欅、杉。脂松、栃、楓、献保梨、屋久杉、一位、ねずこ、ほとんど国内産の素材だった。同じ素材名でも、産地によって木味が異なる特徴が有る。
 最大は長蔵杉の切り株は直径4M、長さは分割してあるので解らない、木挽きが現地で幾つかに分割してヘリで平地に運んだと書いてあった。(長蔵杉の名の由来、長は長谷川の長、などなど・・・長い説明がある)

 いろんな銘木店覗いては材を見て、店主に名を聞いての繰り返しでしたが、それで銘木材の名を覚えることが出来ました。





奈良工芸 大和の匠展  熊澤コーナー





  全銘展にあった栃の銘木材  幅600長さ2100厚さ90o 二枚は共木




  資料館に有る栃の葡萄杢材  幅1000長さ2000厚さ250o



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posted by 正直と息子オックン at 17:53| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする