2010年09月28日

直通信 97

  酷暑が過ぎたら、急に肌寒くなりました。ただ今の室温は21.5度です。
 
 デジカメが今日入院します、
 入院先は大分市大字迫、なんだか随分遠い所まで行くようです。
 症状は、シャッターが切れなくなったこと、
この七月にも同じようなことがありましたが、翌日には普通に使えました。
 

 ただ今、楓(縮み杢)の板素材をカンナ仕上げして、拭き漆に工程が進んでいます。
素材としては幅14センチ、長さは30センチ、厚さ1.5センチほどで、
法面の一部に樹皮下のデコボコがあります。駒台の天板が二枚取れます。
 制作の目的は、縮み杢がどの様な部分に出るのかと、
素材のとき縦横が何処かも、確認出来る様にしたいことです。
 
 立ち木を伐採し、板材に製材して乾燥します。
立ち木の幹には木元と木裏が有ります。俗に言う切り口(木口面)です。
  板材に製材しますと木表と木裏が有ります。

  この様な素材を駒台に加工すれば、
上下に木口面と左右には板目か柾目が出ることが確認できます。
  縮み杢は幹に対して横に入り、
玉杢の場合はやや楕円形をした玉が横長に入ります。
  
  駒台は四寸角の正方形で、形の上では縦横は有りませんが、
木口面と側面(縮み杢か玉杢、あるいは柾目)が出ることになります。

  したがって駒台の木口面は、将棋盤の木口面と同じように、
対局者側から見える方向にセットするのが作法ではないでしょうか。

  デジカメが戻りましたら、写真を添付いたしますのでご覧ください。 



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2010年09月18日

直通信 96

直通信 96
今夏の猛暑も一段落し、凌ぎやすい季節になりました。

 つれづれの思い出
 昭和26年4月中学卒業とともに、富山に住む叔父の所に就職しました。
 富山市内の東には立山連峰の剣岳(2,999m)が聳えています。
 剣岳の山頂より朝日が昇り、そして富山市内にも朝の光が差し込み一日が始まります。
朝夕の歩道には、不二越に通う通勤人であふれます。町のあちこちに、製薬会社があり、薬品のにおいが漂ってくる。また先の大戦では市の殆んどが焼けたそうです。
富山港にも約10`と近く日々新鮮な魚貝類が鮮魚店の店頭に並びます。
 
 昭和28年に上京したのちにも、立山・剣岳に登ってみたいと思っていました。

 昭和35年に五泊七日の登山を計画、叔父の所に挨拶した後、立山駅から徒歩で室堂(泊)立山(3,003m)をへて剣御前(泊)夜空には満天の星、富山市内の町灯りが素晴らしかった。 
 剣沢の雪渓の上を下る、クレバスが大きい口を開けていて怖さを感じる。
 途中で剣沢を別れ北股を登るが、雪渓はズタズタに切れていて、道も無くひたすら上を目指す、
 仙人池ヒユッテに着いたときは夕方だった(泊)ここ仙人池は仙人山頂(2,211m)のすぐ下で剣岳の裏側になります。
 剣岳の後姿とヤツ峰キレットの稜線がスバラシク綺麗だった。

 ガンドウ尾根を下り黒部川に出る、
 黒四ダムも工事中で(38年完成)黒部川の下の廊下や関西電力の工事用のトンネル(耐熱トンネルでトロッコの中も熱かった)のトロッコに乗せて貰い欅平へ、(今は宇奈月温泉からトロッコ電車で欅平迄これる)

 祖母谷温泉(泊)、翌日は北アルプスの唐松岳をめざす、
 背丈以上の笹ヤブを抜け8時間の登り道唐松岳(泊)、不帰(カエラズ)の尾根(この尾根は富山県側はなだらかな傾斜だが、長野県側は断崖絶壁)を通って白馬岳へ、最後は白馬の大雪渓を下って夜行列車で東京に帰る。

昨年9月25日に、50年ぶりに立山・黒部アルペンルート行ってきました。
 前回行ったときは工事中だった黒部ダムを見たいのと、再度剣岳の雄姿を観てみたいのが目的だった。
 富山県側の室堂周辺や弥陀ヶ原周辺など、どこも散策路や宿泊施設が整備されています。

 宿泊予定の「みくりが池温泉」へ、個人客は相部屋で7,5畳程のところに、二段ベッドで8人です。
 入室したとたん閉所恐怖症に襲われ、気分が悪くなりキャンセルの事態に、そこから散策路を30分ほど行った所の雷鳥荘に宿泊する。
 夜空は50年まえと同じように、満天の星空が見え、天の川や他の星座も幾つか数えられました。



 黒部湖畔にある「尊きみはしらに捧ぐ」の銅像 2009.9.25.


 黒部湖 2009.9.25.


 室堂にて後方の山は雄山(3,003) 2009.9.25.

 
後方左は剣岳(2,999) 弥陀ヶ原からの遠望、富山市側の方が正面 2009.9.26.

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2010年09月09日

直通信 95

  福井県に台風が上陸したのがはじめて、その後台風は消えましたが、静岡・神奈川・東京と大変な豪雨に見舞われました。
 約一ヶ月ぶりのまとまった雨ですから、被害などなければ慈雨となります。しかし、所々で被害が出ています。
  少しうれしい事も、 雨がやんだあとホットする様に気温が下がりました。

  今日は、王座戦の第一局、何時ものことながら、駒台の向きが90度違っているのが気になります。今回も連盟所蔵の楓の一本脚が使用されています。連盟として統一の見解が無いのも不思議です。

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2010年09月06日

直通信 94

広瀬新王位誕生おめでとうございます。深浦前王位には再起をきし精進してください。
 
 毎日暑いですが、気がついたら、蝉の声がいつの間にかまったくしなくなっています。こうして見ますと自然界は確実に秋に向かっているのを感じます。
 暑さを我慢して、八月下旬から作業を再開しました。平箱や駒台の制作ですが、少し動いても汗が噴出してきます。午前と午後の2回シャワーのお世話になります。今の作業が一区切りが着いた所(漆は後日にします)で、島桑の粗木取りに入る予定です。

ーーーーーーーーーーー
  午前十時半頃、ミンミン蝉が鳴いていました、一度だだけでどこかに飛んでいってしまったようで、ソレッキリで今はまったく聞こえません。 チョット気になりましたので追加で書き込みました。

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2010年09月04日

直通信 93

まだまだ暑い日が続きます。
 
  将棋王位戦 広瀬七段が新王位に就く、
二勝二敗の後、第五局は千日手の後広瀬七段が勝って三勝二敗として王位に王手、
第六局も千日手の後、広瀬七段が勝利して新王位誕生です。おめでとうございます。
 
 昨日の朝日新聞「鑑定団」評価覆る・・・の記事、
テレビ放映の後ズット気にしていましたが、ヤッパリなと思っています。
 
  今年の夏の暑さは、実年者にはこたえます。
 暑さを避けて約二ヶ月ほど、作業はそっちのけでぶらぶらしていました。

 御蔵島から桑の杢材が届きました。乾燥も十二分です、ほどほどに杢もあります。相当に日焼けが有りますので杢は今は見えません。
不要な部分をカットしてから、表裏をザット削り杢目を確認し木取りに掛かります。
  制作予定作品は、某碁盤店とマニアから、ご注文を頂いている駒台と駒箱を造る予定です。
 
  原木の桑の根杢(真ん中の物差しは三尺)


こちらの材料は楓の玉杢(北海道産)

 
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posted by 正直と息子オックン at 20:04| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 直通信(父・奥山正直 の 将棋 駒箱 製作記) | 更新情報をチェックする